トップページ:日本みらいと司法書士事務所(東京・池袋)

検認を欠席した場合は罰則があるのか?

故人が書いた遺言書(自筆証書遺言)がある場合、家庭裁判所での検認が必要になります。
検認期日については各当事者に裁判所から郵送で案内が届きます。

期日当日には欠席してもよいのでしょうか?
欠席した場合には罰則があるのでしょうか?

このページでは「遺言書検認を欠席した場合の罰則規定」について解説いたします。

検認期日の通知

遺言書検認は家庭裁判所に申し立てるものです。
「遺言書の保管者・遺言書を発見した相続人」が申立人となって、家庭裁判所に手続きを行います。

検認を行う当日のことを「検認期日」といいます。
検認期日は「申立人・そのほか法定相続人」が参加する権利を持ちます。

検認期日決定と通知

検認期日が決定されると、各当事者に「期日のお知らせ」の通知がされます。
これは、郵送で行われるものです。

申立人・そのほか相続人に対して「○月○日○時から検認を行います」という通知がされるのです。

検認は平日の日中に行われる

検認手続きは、平日の日中に行われるものです。
(裁判所は平日のみ開庁しているため)

この場合、仕事の関係などで休めないという方もいらっしゃると思います。

故人の最終住所地の家庭裁判所で行われる

また、検認手続きは家庭裁判所で行われるものです。
家庭裁判所は全国各地に多数存在します。

そのなかで「故人の最終住所地」を管轄する家庭裁判所で手続きが行われます。
(各当事者に都合のよい場所ということではない)

そのため、場所が遠すぎて行けないという方もいらっしゃると思います。

期日当日に都合がつくとは限らない

上記のように、

・仕事を休めない(平日のため)
・裁判所まで遠い(わざわざ行くのが面倒)
・高齢で外出が難しい

といった出席が難しいケースもでてくると思います。

では、検認期日に欠席しても問題ないのでしょうか?
欠席にかかる罰則はあるのでしょうか?

申立人以外であれば欠席してもOK!

さて、このページの本題です。
結論から申し上げますと、申立人以外の人物については期日の参加は任意です。

そのため、必ずしも出席が必要というわけではありません。
(申立人に関しては参加必須)

欠席に関する罰則もなし

裁判所からの呼び出しとなると、驚いてしまう方が大半だと思います。

ただ、上記のとおり「申立人以外の法定相続人」に関して出席は任意です。
そのため、欠席しても何ら問題はありません。

また、欠席による罰則規定も存在しません。

欠席する旨の連絡も特に不要

また、欠席する旨の連絡も特に不要です。

(裁判所に対して「検認当日は欠席します」とわざわざ連絡しなくてOKということです。)

通常の訴訟手続きとは異なる

裁判所からの呼び出しとなると「訴訟」を連想される方が多いと思います。

訴訟(裁判)であれば、欠席による不利益は大変大きいです。
(出欠は任意ですが、欠席による不利益が大きい)

ただ、遺言書検認手続きは「対決型の裁判手続き」ではありません。
あくまで「検認」という事務手続きにとどまるのです。

そのため、欠席しても特に不利益はなく罰則規定もありません。

出席するとその場で遺言書の内容を確認できる

検認期日に出席した場合は、その場で遺言書の内容を自分の目で確認することができます。

検認期日に参加したい・原本をその場で確認したい」という意向であれば期日に出席するのもよいと思います。

あとでコピーをもらう・原本を見せてもらう等で対応できる

ただ、検認期日に参加しなくても遺言書の内容を確認することは可能です。

申立人となった人物については、検認当日に出席が必須とされています。
手続き終了後は、申立人に対して書類一式が返却されます。

そのため、遺言書原本は申立人が保管しているのです。

申立人に「原本を見せてもらう・コピーを送ってもらう」等の方法により、検認期日に欠席した場合でも内容を確認することが可能です。

まとめ

ここまで「検認期日に欠席した場合の罰則規定の有無」について解説いたしました。
欠席による罰則規定はないと覚えていただき、今後の相続手続きにお役立てください。

・申立人以外の人物は検認期日の参加は任意
・欠席しても問題ない(大半の方は欠席)
・欠席したことによる罰則規定もない


・トップページ(日本みらいと司法書士事務所:椎名秀樹)

皆様にお届けする相続手続きサポートの詳細

(お手続きの流れ、必要書類のご案内、費用)をまとめたページです。
下記ページを見ていただくと、サポート内容の全てがわかります。

相続手続きサポート(不動産名義変更・銀行預金・株式ほか)

サブコンテンツ

このページの先頭へ