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遺言執行者選任後、選任審判書は誰に郵送される?

遺言書の中で遺言執行者の指定がない場合、「家庭裁判所に遺言執行者選任申立て」を行います。

その後、家裁で「審判」が下され、遺言執行者が選任されるという流れです。

この際「選任審判書」という書面が交付されます。
選任審判書とは「遺言執行者の身分を証明する書類」です。

この選任審判書は家裁から誰に郵送されるものなのでしょうか?
また、こちらから請求が必要なのでしょうか?

このページでは、「遺言執行者選任後、選任審判書が誰に郵送されるのか」について解説いたします。

家庭裁判所の審判により遺言執行者が選任される

遺言書の中に遺言執行者の指定が無い場合、まず家庭裁判所に遺言執行者選任の申立てを行います。

申立ての段階で「遺言執行者の候補者」をこちらから推挙することができます。
基本的には、推薦した人物がそのまま遺言執行者に就任します。

しかし、申立て段階では当該人物はまだ遺言執行者とはなっていません。あくまで候補者に過ぎません。

遺言執行者の身分を持つのは「家庭裁判所の審判」がされてからです。
家裁から「遺言の執行者に○○さんを選任する」という審判が下されて初めて遺言執行者としての身分を持つのです。

選任されるとその旨の審判書が作成される

遺言執行者の選任審判がされると

・遺言の執行者として○○さんを選任する

といった内容の審判書が作られます。

この「選任審判書」があって、初めて遺言執行者として振る舞えるようになります。

これから相続手続きを進めるにあたっては、各機関(金融機関・役所等)に選任審判書を提示し自らの遺言執行者たる身分を証明していくのです。

選任審判書は申立人・遺言執行者に郵送される!

ようやくこのページの本題です。
選任審判書が誰に郵送されるのかについて解説いたします。

結論から申し上げますと、選任審判書は

・遺言執行者選任の申立人
・遺言執行者本人

双方に送付されます。

こちらから請求しなくても送られてくる

選任審判書の謄本については、家裁から1通ずつ(申立人・遺言執行者)に郵送されます。
こちらから、特別に書類の請求をしなくても送付される取扱いです。

相続手続きを進めるにあたっては両方の審判書謄本はいらない

先日、ご質問いただいたことがありましたので、この点について最後に解説いたします。

遺言執行者選任後「申立人・遺言執行者」それぞれに選任審判書の謄本が送付されますが、手続きを進めるにあたって「両方の選任審判書」が必要となるわけではありません。

各当事者に郵送されるのは、選任審判書の「謄本」です。簡単に言えば「写し」です。

そのため、それぞれ独立して有効な書面です。決して「2つ合わせて1つの書類」というわけではありませんのでご注意ください。

まとめ

ここまで「遺言執行者の選任審判書の送付される先」について解説いたしました。
申立人・遺言執行者双方に一通ずつ送付されるということを覚えていただき、今後の遺産相続手続きにお役立てください。

・家裁に遺言執行者選任を申し立てたケース
・選任審判書は申立人・遺言執行者にそれぞれ郵送される
・家裁への書類請求はしなくても送付される


・日本みらいと司法書士事務所(トップページ)

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