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相続登記後に発行される登記完了証について

故人名義の不動産名義変更手続きを「相続登記」といいます。
相続登記は管轄の法務局に申請するものです。

相続登記が無事に完了すると法務局から各種完了書類が郵送にて送られてきます。この中に「登記完了証」という書類があります。

登記完了証はどのような書類なのでしょうか?
また、どのように扱えばよいのでしょうか?

このページでは「相続登記完了後に発行される登記完了証」について解説いたします。

登記完了後に法務局から郵送される書類の内訳

相続登記が無事に完了すると、法務局より各書類が郵送により送られてきます。

(申請段階で「書類を法務局に出向いて受け取る」と選択した場合は、法務局に出向く必要あり)

具体的には、

・登記識別情報通知
・登記完了証
・原本還付を希望した添付書類

が法務局から郵送されてきます。
以下、それぞれについて詳しく解説いたします。

登記識別情報通知:超重要書類です!

法務局から送られる書類の中で一番重要な書類は「登記識別情報」という書類です。

簡単に説明すると、これは「不動産の権利証」なのです。
現行の制度では、昔に作成されたような「和紙に朱印が押されているいかにも権利証」といったものは発行されません。

権利証は「登記識別情報」に変わっています。

登記完了証

また、登記完了証という書類も法務局から渡されます。

登記完了証は「登記が完了しましたよ」というお知らせの文書と覚えていただければ結構です。

登記完了証は「権利証の一部」というわけではありません。特に法的効力を持つ書類ではありません。

原本還付を希望した書類

相続登記の申請段階で「原本還付」を希望した書類についても、登記完了後に返却されます。

具体的には「戸籍謄本や印鑑証明書等」が該当します。

登記完了証の中に書いてあること

先ほどの説明の中で「登記完了証は法的効力を持った書類ではない」ということをご理解いただけたと思います。

ここから「登記完了証の内容」について解説いたします。
「書面申請・オンライン申請」のどちらで登記申請をしたかによって、登記完了証の内容も少し異なってきます。

書面申請の登記完了証

登記完了証は

1.登記の内容
2.登記が完了の事実

を証明する書類です。

登記完了証(書面申請)の中には

1.登記の申請年月日
2.法務局の受付番号
3.申請した登記の目的
4.対象の不動産

にといった情報が記載されています。

電子申請の場合の登記完了証

オンライン申請の場合には、上記の4つの事項の他に

・登記申請書の情報

記載されます。

登記申請書の内容が「そのまま登記完了証」に反映されるということです。

登記完了証の正しい保管方法について

登記完了証は「法律上の効力」があるわけではないので保管方法に迷ってしまうという方が少なからずいらっしゃいます。登記完了証の保管方法について解説いたします。

登記識別情報と一緒に保管しておくことを推奨します

【司法書士のやり方】

私たち司法書士は、登記の専門家として依頼者様から相続登記等の依頼を業務を行います。

そのため、司法書士はこのような権利証の表紙を持っています。

登記完了証の表紙カバー

この中に

1.登記識別情報
2.登記完了証

を綴じこんで依頼者様にお届けしています。

自分で相続登記した場合は表紙は特に不要:封筒等に入れて保管

ご自身で相続登記を申請した場合には、先ほど紹介した「権利証の表紙」等は特にいらないと思います。
この表紙は安くないですし、司法書士向けの商品なので「ばら売りしていない」と思います。

何か封筒の中に

1.登記識別情報通知
2.登記完了証

を入れて金庫・書棚などに保管しておく方法が良いでしょう。

まとめ

ここまで「相続登記後に発行される登記完了証」について解説してきました。
登記完了証という書類の概要をご理解いただき、この先大切に保管してください。

・登記が終わると登記完了証が交付される
・登記完了証は「登記が終わったことを証する書面」
・権利証の一部ではない
・登記識別情報と一緒に保管しておくことを推奨


・日本みらいと司法書士事務所(トップページ)

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