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遺言書は代襲相続される?

前提知識:代襲相続とは、祖父Aが死亡する前に息子Bが死亡しているとき、Bの息子C(Aの孫)が相続する。これを、代襲相続といいます。


遺言書を作成した後、遺言書により遺産を相続させようとした人が先に死亡した・・・そのようなケースがございます。

このようなときには、原則として遺言書は失効してしまいます。
そして、原則として遺言書の内容は代襲相続の対象にはなりません。
詳しくは「遺言書作成後、相続人が死亡したとき」にて解説しておりますのでご参照ください。

しかし、遺言書作成後に相続人が死亡したとしても、遺言書が失効しない例外的(代襲相続されるケース)もございます。

このページでは遺言書が失効しないケース(遺言書と代襲相続)について解説いたします。

遺言書と代襲相続について(原則)

まず、具体的な遺言書と代襲相続の事例で説明いたします。

・遺言書を書いた人A
・遺言書により相続するはずだったが、Aより先に死亡したB
・Bの子供であるC

遺言書を書いたAより先に死亡しているBは遺言により相続を受ける権利がありません。(既に死亡しているため)

この場合、Aの遺言書の内容は代襲相続され、Cが相続する権利を持つのでしょうか?

原則は「No」です。遺言書の内容は代襲相続されません。
遺言書を書いた人が死亡したとき(遺言書の効力発生時)にBが生存していなければ遺言書は失効します。

また、遺言書の内容は代襲相続されないので、遺言書によりCが代襲相続することもありません。

遺言書と代襲相続について(例外)

上記に説明したとおり、遺言書の代襲相続は原則ありません。
しかし、例外として遺言書に代襲相続が認められることがあります。

それは「予備的遺言」を残していた場合です。
予備的遺言とは下記のような記載の遺言書のことです。

「私は全財産を子Bに相続させる。万が一Bが私より先に死亡した場合は、全財産を孫のCに相続させる」

このような代襲相続に関する記載がある遺言書がある場合には、対象の相続人が死亡しているときでも遺言書は失効しません。
Bが先に死亡していることにより、Cへ遺産を相続させるという遺言書になっているからです。

万が一に備えた記載(=予備的遺言)の記載があるときのみ、遺言書は代襲相続されるということです。

以上が遺言書と代襲相続についての解説です。

【遺言書と代襲相続まとめ】
・遺言書の内容は代襲相続されない(原則)
・例外的に遺言書の内容が代襲相続されることがある(例外)
・遺言書の代襲相続をさせるためには「予備的遺言」の記載が必要


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