失敗しない士業の選び方

相続手続きは、一生のうち何回も経験することではありません。
士業選びは失敗したくないという気持ちが強く、士業選びは誰もが悩む問題です。

士業選びにおいて正しい判断基準を持っていれば、良い士業を選ぶことができます。その結果、相続手続きを安心して進めることができるでしょう。

このページでは「士業選びで失敗しない選び方のポイント」をご紹介いたします。※当事務所のお客様・他の士業の先生の意見を参考に作成いたしました。

1.雰囲気・人柄・誠実さ

士業選びは、誰に依頼するかによって安心感が大きく変わります。
事務所の雰囲気・担当者の人柄・誠実さは士業選びの最も重要なポイントです。

お客様がいま抱えている相続は「とても大切な1件」のはずです。
しかし、月に何十件も相続サポートをしている士業側には、
「何百件ある相続のうちの1件」のような考えで仕事をする方がいるのも事実です。

人柄が良い・誠実な士業に依頼すると、親切・丁寧なサポートを期待でき、安心して手続きをすすめることが出来るでしょう。

2.依頼した後、実務を行う人は誰なのか??

士業業界において、「面談の担当者」と「実際に実務を行う担当者」が違うということは珍しくありません。

ある程度の規模の事務所になると、
相談(面談)の際には、経験豊富な司法書士(事務所代表)。
実際にやり取りを行う担当者(社員)となります。
となります。

担当者の方が「不親切でイライラする。知識が乏しく頼りない印象。」というトラブルを避けるためにも

相談する段階で、誰が実際の業務(相続手続き)を行うのかを確認しておくと良いでしょう。

3.説明のわかりやすさ・丁寧な説明

相続手続きは、ほとんどの方が初めての経験だと思います。
相談のときに「わかりやすく・丁寧に」説明してくれるかというのは、大切なポイントです。

相続は専門的な手続きであるため、少し聞き慣れない言葉も出てきます。
士業には専門用語を使って難しい説明をする方が少なくありません。

「難しい専門用語を多く使われて、何を言っているのか???」
「え、、日本語???」
のようなことは珍しくありません。

きちんと内容を理解して納得した上で手続きを進められるよう、
1.ホームページの文章が分かりやすい事務所に相談する。
2.難しい専門用語を使わずわかりやすい説明をしてくれる士業に相談・依頼する。
ことが大切です。

4.業務の状況をまめに報告してくれるか

相続手続きは最低でも1ヶ月程度の時間を要します。
依頼した後、業務終了までほとんど連絡をくれない方はあまりお勧めいたしません。

連絡が無いと「今、どうなっているのか・・」「ちゃんと進んでいるのか・・」
不安な気持ちがどんどん増していきます。
依頼後に安心できるよう、業務の状況をまめに報告してくれるかは大切な判断基準です。

5.事前に見積もり(概算金額)を提示してもらう

士業の事務所は、「料金体系が複雑でわかりずらい・報酬が不明確」ということが珍しくありません。
そのため、業務終了後に送られてきた請求書の金額を見て
「え、、高い!!」と驚かれる方が少なくありません。

「こんなに費用が掛かるとは知らなかった...」ということにならないためにも、相談の段階で見積もり・概算金額を提示してもらいましょう。

6.営業時間・定休日

自分の生活サイクルに合った士業を選ぶことも大切なポイントです。
平日は仕事で忙しく時間が取れないという方・家族全員で予定を合わせて相談に行きたいという方は、土日も営業している事務所の方が良いでしょう。

現在は、土日も営業している・平日の遅い時間まで営業している士業も増えてきています。

失敗しない士業の選び方(資格別)

相続手続きの依頼先をインターネットで探していると
弁護士、司法書士、行政書士、税理士など様々な士業のHPが出てきます。

そのため、司法書士?行政書士?誰に依頼すればいいの?
と悩んでしまう方も多いと思います。

実は、士業はそれぞれ得意分野・専門分野があります。
どの士業(資格別)に相談したらよいのかを紹介しようと思います。

1.弁護士

弁護士は、相続トラブル解決の専門家です。

相続人の間で揉めている・協力してくれない相続人がいる場合には、家庭裁判所で「遺産分割調停」、「遺産分割審判」を行う必要があります。
「調停・審判」に関しては、弁護士以外代理人になることはできません。

トラブルが発生した場合には弁護士に相談されることをお勧めいたします。

注意が必要なのは、費用が他士業よりも高額と言われております。
そのため、揉めていない円満な相続であれば、他の士業を選んで相談された方が士業費用が安く済むことが多いようです。

2.司法書士

司法書士は、揉めていない相続の専門家です。
トラブルの無い相続であれば司法書士に相談するのも良いでしょう。

亡くなった方名義の不動産・預金・株式がある場合には手続きを代行してくれます。
※不動産の相続(名義変更)は司法書士の専門分野です。

また、手書きの遺言書が出てきたときは検認という手続きが必要です。
検認は、弁護士又は司法書士の業務分野になります。

3.行政書士

行政書士も、揉めていない相続の専門家です。
トラブルの無い相続であれば行政書士に相談するのも良いでしょう。

亡くなった方名義の預金・株式・自動車がある場合には手続きを代行してくれます。
※不動産の相続(名義変更)はできません。

行政書士は「戸籍集めだけ」の依頼をすることが出来ます。
各相続手続きは自分で行うけど面倒な戸籍集めだけ代行してほしい。
そんな方は行政書士に相談すると良いでしょう。

4.税理士

税理士は、相続税の専門家です。
相続税の申告が必要な場合には、税理士に相談されることをお勧めいたします。

※注意:相続が得意な税理士事務所・そうでない事務所があります。
税理士のノウハウによって納税額に大きな違いが出ることがあるようですので、相続に詳しい事務所に相談するとよいでしょう。

なお、相続税は必ず払う必要があるわけではありません。
日本全国で発生した相続のうち、相続税が発生する割合は6%と言われております。

5.士業間のネットワーク(複数の士業にまたがる場合)

上記で説明したとおり、各士業には業務範囲があります。

そのため、複数の士業に依頼が必要なケースも出てきます。
例:不動産があり相続税が掛かる場合→不動産について(司法書士)・相続税について(税理士)

このような場合は、最初はどの士業(資格別)に相談すれば良いのでしょうか?

結論から言えば、司法書士でも税理士でもどちらでもOKです。(他士業を紹介できるという条件付き)

当事務所の例でいえば、相続税が掛かる場合には税理士事務所の紹介をしています。
また、税理士事務所さんから司法書士分野の相続の紹介をいただくこともあります。

このように、複数の士業に依頼が必要な場合は他士業を紹介してくれる事務所であれば、最初の相談はどちらの士業(資格)でも問題ないでしょう。

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